IMPORT
PLUS LIFE

06
WINTER

MY TOOL
UNSTOPPABLE

僕には、目指すゴールがある。
そのためには強くならなければいけない。
ただ走るだけじゃなく
“走る意味”を持って。

どの道を行くかも大事だけれど
どんな道でもタフに走りきる。
それが強さかもしれない。

進めば必ず道は開ける。

原動力。躍動感。
僕の心がもっと走り出す。

憧れを現実にする今へ。

My Life with my jeep.

雪の中で感じたラングラーの底力

ジープ2018.10.28

シーズンを終えて、見事J1残留を果たした北海道コンサドーレ札幌。そのキャプテンを務める宮澤裕樹さんは、実はラングラーユーザーでもあります。そんな穏やかな雰囲気の中で、今シーズンの北海道コンサドーレ札幌のこと、そしてプライベートのことや愛車であるラングラーについてお話しを伺いました。

宮澤さんにとってはどんな一年でしたか?

Q. J1残留おめでとうございます。
宮澤さんにとってはどんな一年でしたか?

今季でプロ10年目という節目の年でしたが、一つひとつの試合と丁寧に向き合いながら「必ずJ1に残留する」という気持ちが強かったです。キャプテンという立場もあり、自分の気持ちのコントロールだけではなくチームの士気を落とさないように、ポジティブに次の試合へ向かうという気持ちの持ち方が違ったと思います。粘り強く勝ちに繋げるための“1点の重み”をとても感じた一年でしたね。アウェイに行くと、どうしても心も体力も疲労しコンディションが悪い傾向があったので、終盤は2日前に現地入りし、練習後にはみんなでごはんを食べに行ったりしながら同じ気持ちで過ごす時間を積極的に作っていました。

Q. やっと少し一息ついたところかと思いますが、束の間のオフはどんな過ごし方をされるのですか?

シーズン中は最大でも2連休なのであまり遠出はしなかったんですが、ちょっと時間を作ってドライブがてら温泉に行きたいですね。僕、すごい温泉や銭湯が好きで、定山渓とか登別、旭岳とかも行ってみたいなと思っています。元々伊達出身なので、北海道の移動の距離感はわかっているからこそ、なかなか2連休だと気軽に出かけられない気持ちもありますね。道外からきた選手の方がアクティブに色んなところに出かけているかもしれないです(笑)。

ラングラーに乗ってみていかがでしたか?

Q. ラングラーに乗ってみていかがでしたか?

ラングラーで過ごす初めての冬ですが、一言で言うと「最高」です!今まで、スポーツタイプの車に乗っていたんですが、北海道の冬には向いていなかったんですよね。でも、ラングラーは、雪が降ってからこそ本領発揮。細い脇道などもガンガン走れますし、埋まったり擦ったりする心配も全くなくなりました。子どももまだ小さいので、家族を乗せていて安心できると思えたのも良かったですね。子どもは、保育園に迎えに行くと「あ、パパの車だ!」って叫ぶし、家についても車からも降りたくないと駄々をこねるほど好きみたいです。僕にとっても憧れの車だったんですよ。チーム内でも以前から他の選手も乗っていて、自分もやっと乗るようになって不意にガラスに走っている姿が映ると、「あ、かっこいい」と思ってしまうような日々の喜びがあります。若手の選手にもいい刺激になったらいいなと思います。

Q. 宮澤さんの趣味は温泉以外に何かありますか?

昔から馬が好きです。競馬とかではなく、ただただ馬が走っている姿を見に行きますね。千歳の方の牧場にふらっと1カ月に1回くらい行って、躍動感や生命力を感じることでいい刺激になるんです。ラングラーが走る姿もちょっと通じる部分があって、思いっきりオフロードや雪道を走る姿を見るとどこか子どもの頃のワクワク感を思い出したりします。自分が走る姿はなかなか見ることはできませんが、心が弾むような感動やエネルギーを、自分を見てくれているサポーターの方々にも同じように届けられたらいいなと思います。

今後の抱負を教えてください。

Q. 今後の抱負を教えてください。

チーム全体として、J1定着へ向けてさらなるステップアップをしていきたいですし、選手としてもより優れた魅力を出していきたいと思っています。
そして、プライベートでは、もっと遠くにラングラーでドライブに行きたいですね。




宮澤さんがいつも持ち歩く黒のリュックは、とてもコンパクト。アウェイ戦の時にも、持ち歩くものはこのリュックの中に入れて移動しているそう。すごくシンプルで誠実な“人となり”を感じるいくつかのプライベートアイテムを教えていただきました。

「地方に行く時には移動時間が長いので、出来る限りリラックスして過ごせるようなものを持ち歩いています。このイヤホンは先輩が持っていて、首にかけて使うんですけど、すごく使いやすくて真似して買っちゃいました。移動中に聞く音楽は、「郷ひろみ」や「浜田省吾」などの昔の歌が好きですね。意外って言われますけど。

「普段は違う時計をしているんですが、このG-SHOCKは宿舎に入ってから時間を確認する為に持っていくんです。自分の生活やトレーニングに時間を区切りながらコントロールする部分が多いので、この時計は必須アイテムなんです。」

「絶対に忘れてはいけないのが、このちょっと派手な柄のポーチ。このポーチは、同チームのチャナティップ選手からのタイ土産です。その中に、家族からもらったお守りを入れて持ち歩いています。」

「試合の時には、必ず〝DEVIL〟というハードワックスでセットしています。ちょっとパッケージもおしゃれじゃないですか?これをつけると勝てるような気がする験担ぎの意味もあって、試合モードにスイッチを入れる役割をしてくれます。これじゃないとダメなんですよ。」

「ロッカーにサクッとかけられるタイプのポーチはすごく重宝していますね。化粧水、薬、香水などの身だしなみを整えるものはこの中に収納。試合前は集中したいので、持ち物は忘れたり、バラバラになったりしないように整えておきたいんです。」
  • [取材協力]宮澤 裕樹 Hiroki Miyazawa

    伊達市生まれ、室蘭市育ちの道産子。サッカーの名門・室蘭大谷高校(現 北海道大谷室蘭高等学校)卒業後、高卒新人で2008年にコンサドーレ札幌(現 北海道コンサドーレ札幌)に加入。チーム最古参の生え抜き選手として過去2度のJ1昇格とJ2降格を経験。2016シーズンよりキャプテンを務め、同年のJ2優勝、J1昇格の立役者となった。2017シーズンもキャプテンとして奮闘し、16年振りのJ1残留に貢献した。