IMPORT
PLUS LIFE

13
WINTER

MY TOOL
WITH NATURE

いつか見た最高の夕日は
僕らの人生を変えてくれた。

はじめて出会ったのか
それとも見ていたのに
気づけていなかったのか。

自然に触れて
美しさや楽しさの
感度をあげていこう。

小さな幸せは
心が豊かだからこそ感じられる。

Jeep Grand Cherokeeで
まだ見ぬ景色を追いかける旅へ。

My life with my Grand Cherokee.

人生に一度しかない景色を求めて

ジープ2021.01.07

北海道はもう冬。今年は新型コロナウィルスの感染拡大で、春先のキャンプができなかったからか、夏を過ぎた今もキャンプ欲が止まらない。日々の暮らしの中で当たり前に出来ていたことが簡単に出来なくなった経験をしたからこそ、季節の匂いや自然の音、毎日変わる空や星など、北海道の自然にもっと触れたいと思うようになった。

 ここ最近は、パソコンとカメラを持っていけばどんな場所でも仕事ができるので、仕事が終わってからキャンプをしたり、キャンプ場から仕事へ行ったりすることも生活の一部になりつつある。そんな暮らし方がもっと多くの人に伝わればいいなぁと思い、カメラの仕事とは別にキャンプや食べ物など、僕らが好きなこと、楽しんでいることを集めたInstagramの更新もはじめた。

 愛犬たちもお留守番せずに一緒に行けるということもあり、ここ数年の旅といえばほとんどがキャンプになった。元々キャンプは好きだったけれど、こうして家族で行くようになったことで「人生に一度しかない景色を見ることができる」という楽しみが増えた。普段はどうしても時間に追われがちで、いかに効率よく過ごせるかを一番に考えてしまう。だからこそキャンプのときは時間の流れに身をゆだねてゆっくり過ごしたいと思うようになった。普段の生活だったら面倒なことも、自然に溶け込む贅沢な時間の中では楽しめてしまうから不思議だ。こんなふうに自分自身と向き合う時間を持てたからこそ、北海道の豊かな自然が織りなす「人生で一度しかない景色」に気づくことができたのかもしれない。

 そんなキャンプや仕事に欠かせない相棒のGrand Cherokee。購入の決め手は大きさと乗り心地。広い北海道を東西南北、端から端までよく走るけれど運転が苦に感じたことはほとんどない。カメラ機材を積むにしても、キャンプに行くにしても本当に快適だ。以前はDodgeのNitroに乗っていたけれど、娘のことを想い後部座席でも快適に過ごせるクルマを選びたかったというのも決め手のひとつ。そんな相棒に乗って約4年。ほぼ毎日走らせているから故障も覚悟はしていたけれど、拍子抜けするくらい頑丈でトラブルもほとんどない。もちろん北海道の雪道だってストレスフリー。Grand Cherokeeの落ち着いた感じは50代半ばの僕にもしっくりくるし、本当にバランスのいいクルマだな、と乗れば乗るほど感じる。音響システムもいいので、夫婦で大好きな「ハナレグミ」を聴きながら鼻歌まじりにドライブするのがこの上ない幸せな時間だ。

冬のキャンプのお気に入り

今のようなキャンプが好きになったのは、ちょうど4年前くらい。振返ればこのクルマに出逢ったころかな。好きなものに囲まれて過ごすキャンプをしたいと思うようになってから、少しずつお気に入りのものを集めてきた。キャンプのギアはメーカーにこだわらず、自分たちの好きだと思ったものを選ぶ。テーマは「統一感と心地よさ」。例えば、テーブルやランタンなどはアンティークの1点もの。古いものは一期一会だからこそネットで探して出会えたときの嬉しさはひとしおだ。ランタンやコーヒースタンドは僕、インテリア系は妻が購入することが多い。

 寒い季節のキャンプで焚火を囲む時間は格別だ。薪を割って焚べる。北海道の白樺は焚火に最適。キリッと冷たい空気の中で、パチパチと静かに燃える炎を見ているだけで心が落ち着く。焚火を囲み、お気に入りのワインを飲みながら語り合っていると、日々の疲れが浄化されていくような感覚になるからキャンプも焚火もやめられない。

 そしてキャンプの醍醐味といえばやっぱり食事。でも僕らはあまり焼き肉はやらない。寒い季節は、スンドゥブやシチューなど温かい鍋料理が定番。真冬になるとテントの中で自分で巻きながら食べるタコスもお気に入り。料理はほぼ妻が担当するけれど、カレーだけはたまに僕も作る。毎回のキャンプ飯は、前日に買い出しに行くときに気分で決めることが多い。僕らはどちらもお酒を飲むことが大好きなので「お酒に合うもの」の買い出しも必須。

 そんな僕らは仕事もプライベートも一緒になる時間が多い。好みやセンス、価値観を確かめ合う同志のような感覚もあるからこそ、きっと仲良くいられるんだろうと思う。焚火の薪でゆっくり嗜むひと時と、一度きりの景色を求めて今日もGrand Cherokeeを走らせる。

my favorite things

一年に20,000キロほど走行する僕に、一番ピッタリだと確信しているJeep Grand Cherokee。北海道の広大な土地や冬の雪道でもストレスを感じさせない力強い走破性と安全性、タイヤ音など感じさせない静粛性、そして快適性が共存している。

 仕事でもプライベートでも道を選ばず最短距離で目的地に行けるクルマ。自然にそれが「当たり前」になっている自分に気づいた。Jeepの中でも大きなボディーのGrand Cherokeeは意外に小回りもきく。アイポイントが高く視界性も良好。前方、後方にカメラが内蔵されしっかりサポートもしてくれるので“大きさ”が苦になったことはない。

 また、運転する自分だけでなく家族からのウケも良いのが一番だ。シートヒーターは前・後部座席に。ステアリングヒーターもうれしい心遣い。ブラックレザーのインテリアはプレミアム感を醸し出しながらJeepらしいオフロードにも馴染むワイルドさもある二面性。前面衝突警報やアダプティブクルーズコントロールなどの安全装備も充実していて昔の「アメ車」イメージはすっかりかき消された。
 見た目のどこが好きかと聞かれたら、僕はフロントフェイス。Jeep伝統の7スロットグリルに、LEDフォグランプとヘッドライトが一体化しキリッとしたアイラインのようなビジュアルが洗練された印象で気に入っている。

Jeep Grand Cherokee Limited

右ハンドル
排気量 3,600cc 無鉛レギュラーガソリン対応
(全長)4,835mm×(全幅)1,935mm×(全高)1,805mm
乗車定員 / 5名
4輪駆動
電子制御式8速オートマチック
  • [取材協力]中嶋 史治

    フォトグラファー / BLUE COLOR DESIGN代表

    札幌を拠点に活動する広告カメラマン。被写体は多岐にわたり、特に食べ物、人物、風景などが一番輝く瞬間をムービーとスチールで切り取る。趣味は家族と過ごすキャンプ。仕事もプライベートも広大な北海道を日々走破している。

    Instagram:bluecolor0411

  • [取材協力]舛田 悠紀子

    フードコーディネーター / MINY’s KITCHEN代表

    Instagramでも人気のお弁当&フードコーディネーター。夫や娘のおしゃれなお弁当を日々更新しながら、人気webメディアのコンテンツづくりや雑誌撮影のスタイリングなども担当する。オフの日は夫婦共通の趣味であるキャンプに出かけ、アウトドアごはんを楽しむ。

    Instagram:yukiito326

    https://minys-kitchen.com/