IMPORT
PLUS LIFE

09
ANNIVERSARY

MY TOOL
IMPORT PLUS 20th ANNIVERSARY

インポート・プラスは
創業20周年を迎えました。

輸入車のある北国の暮らしが
もっと豊かなものになるように
私たちにできること。

それは、“輸入車によろこびをプラス”。

毎日の生活が変わり、
心を突き動かすほどの
よろこびを感じる・・・。
そんな一台に出逢えるよう
これからもサポートしてまいります。

My life with my Wrangler.

Jeepと共に20年。変わらないJeep愛。

ジープ2019.02.20

今回は、インポート・プラスの創業20周年とNew Jeep Wrangler 「JL」の発売を記念して、コラム連載をしていただいているGUCHYさんに特別インタビュー。Jeep Wranglerやインポート・プラスとの出会いや、愛車にまつわる思い出のエピソードなども色々教えていただきました。

インポート・プラスとの出逢い

インポート・プラスとの最初の出逢いは、確か2000年7月の琴似店オープンのお仕事をいただいたときでした。当時、すでに中古のYJに乗っていて、「何やらGUCHYは、“Jeep好き”らしい」という情報を聞きつけたインポート・プラスのスタッフさんがトークショーのゲストとして呼んでくれたんですよ。クライスラージャパンのメーカーの方と僕とのトークセッションで、すごいマニアックなトークで盛り上がった記憶があります(笑)。そう、思い返せばこのトークショーが18年前、そしてJeepに乗り始めたのが20年前なので、奇遇なことに僕もJeep歴20周年なんですよね。インポート・プラスさんの歩みと同じ月日が経っています。

Jeepに憧れていた時代

20年前は、まだまだ駆け出しだったので新車でYJを買えず、中古で手に入れました。その前から車が大好きで、車の整備士になるために工業高校に入学。古いチェロキーや国産RV車に乗りながら四六時中、車をいじっていました。
そんな頃から、先輩たちとの合言葉は「いつかは、Jeep」。Jeepは夢であり、憧れでした。黒いJeepで、助手席には黒のラブラドールレトリバーを乗せて海岸線を走り、薪ストーブの家に帰る暮らしをしたいという夢を叶えるために大人になった気もします。束の間の休みには、アメリカまで2泊4日でパーツを買いに行く旅にも出ました。往復5万円くらいの格安チケットを入手し無計画のまま飛行機に飛び乗り、日本から持っていった海外の古いカー雑誌に載っていたLAのパーツ屋の住所を頼りに、大きな倉庫のようなお店にやっとたどりつき買い物したときの高揚感もたまらなかったですね。

家族に認められた「JK」

ラングラーに乗っている家族持ちの方々にはおわかりいただけるのではないでしょうか。ラングラー好きにとって革命的な11年前のJKのデビューを。それまでは2ドアだったラングラーは、乗り込みづらい上に走行中の振動や空気抵抗の音もすごくて家族ウケは最悪。しかしJKが世の中に生まれてきてくれたおかげで、お父さんが家族へラングラーの良さをプレゼンできるときがきたんです。「4ドアだから乗り込みやすいよ!」「5人が乗れる!」「雪がいっぱい降っても埋まらないしね!」と懸命にJKのよさをアピール。この家族にも認められるようになった新しいJKはラングラーにとって第二のデビューといっても良いくらい、“みんなにとってやさしく乗りやすいJeepになった”という印象でした。

変わらないJeepの存在感

僕とラングラーとの付き合いは20年。YJ→TJ→JKと続いていますが、一言で言うと「エッジの効いた車」だと思っています。インポート・プラスの“プラス”と同じ意味かもしれないですが、僕の人生に遊び心をプラスしてくれた車です。時代とともに車も進化して行く中で実用性やスペックも重視されるけれど、ラングラーには、「ともに遊べる車」「趣味として楽しめる車」を突き詰めていってほしい。乗って、いじって、また乗って…愛でて、触って、眺めて…そんな風に毎日暮らしていると飽きないんですよね。自分の人生の中のウェイトとしてかなり高いなとつくづく思います。普通に生活していて、斜め30度の傾斜っていつ登るの?そんな性能いる?みたいな過剰なスペックさえも愛おしく思えてきます。今は、車を乗る時間といえば、職場と家との往復が多いですが、遊べる時間が少ないからこそ通勤時間を大切にしたいと思っています。ラジオを聴いたり、時には歌ったりね。少しでも時間ができたら大自然を相手に土の上を走って、また車ごとドロドロになって無心で遊びたいですね。インタビューを受けていて、そんな乗り方も懐かしい気持ちになりました。
インポート・プラスが20周年を迎えたということで、自分のことのようにうれしいですし、輸入車のあるカーライフが、ずっとずっと面白くあってほしいなと思っています。昔のワクワク感を忘れず、僕もまた新しいことに挑戦していきたいですね。

my favorite things

「JK」オーナーであるGUCHYさんに、新型ラングラー「JL」の魅力についてお伺いしました。

最初に写真で見たときは、結構丸くなったかなーという印象でしたが、実際に見てしまうと間違いなく欲しくなってしまうほど最高のラングラーになっています。JKに乗っていた人の“かゆいところに手が届いている感”にも驚きます。まず、あまり目立たないけどすごい進化した部分からいくと、頻繁に開け閉めするドア。女性や子どもは両手を使って力一杯押さなければ開きづらかったドアボタンが改善されました。ドアが開いたときに勢いよく開いて隣の車にぶつけるんじゃないかみたいなヒヤヒヤ感もなくなり、思わず「お〜」っと唸ってしまいました。
次に、運転席に乗り込んだ時の足元空間。 JKユーザーならわかってくれると思うのですが遠かったじゃないですか、アクセル。このアクセルペダルが近くなり足元の空間も広々。これは運転しやすい!もう一度、降りて隅々まで車をみていきましょう。フェンダーも樹脂になっていて傷つきづらくなっていたり、虫が入り込んでしまうフロントグリルの7スロットにメッシュカバーがついたこともポイントが高いですね。雪国のドライバーにとっては、バンパー形状の進化によって水や雪はけがよくなったのも大きいはずです。 JKのスリットに穴を開けようかなと思ったこともあったくらいでしたから。フロントガラスの傾斜も緩やかになったことで風切り音も緩和されそうだし、屋根から雪が落ちて視界ゼロみたいになるようなことも少なくなりそうです。一番うれしいのはヘッドライトとフォグランプにLEDが採用されて格段に明るくなったことかな。走行してみると、さらに大きな変化に気づきます。それは、総重量が60kgも軽くなったことと小回りがききやすく軽快な走りをしてくれるようになったこと。今までは、正直Uターンという選択肢があまりありませんでしたが、これならできますよ。語りだせばキリがないけれど、この興奮をみなさんともっとわかちあいたいという気持ちになりました。すごいラングラーが、また世に出ましたね。

  • [取材協力]GUCHY

    1964年帯広市生まれ、釧路市育ち。釧路工業高校卒業後、モデルとして活動し、94年にエフエム・ノースウェーブでDJデビューを果たす。96年、コンサドーレ札幌創設時よりスタジアムDJとして会場の盛り上げ役を務める。2010年3月からHBC「今日ドキッ!」(毎週月~金15時44分~19時)のMCとして活躍中。趣味は、車のカスタマイズ、バイクツーリング、スキーなど。