IMPORT
PLUS LIFE

10
SUMMER

MY TOOL
YOUR DREAM?

子どもの頃の小さなドキドキを
ずっと忘れたくないと思ってきた。

大好きな親友の誕生日に
海まできれいな貝殻を探しに行って
ネックレスを手作りしたこと。

おばあちゃんが作ってくれた
シロツメクサの花かんむりがうれしくて
花が大好きになったこと。

人生は、好奇心がつくってくれる
長い物語みたいなもの。

FIAT500と一緒だから
もっと、きっと、楽しくなれる。

My life with my FIAT500.

夢続く、北海道。

フィアット

 生まれも育ちも東京。コンクリートジャングルとはいえ、見慣れた住み心地のいい東京は大好きだった。そんな私が、北海道に移住してきたのは2017年春のこと。夫が「いつか北海道へ帰りたい」という思いがあったことは知っていたし、もちろん一緒に行こうと思っていた。東京には、もう拠点をおくことはないだろうということはわかっていたけど、不思議と不安も後悔もなかった。小さい頃から自然が大好きだったし、北海道に行ったらしてみたいこともたくさんあった。昔から好奇心旺盛だった私は、これからのまだ見ぬ未来には楽しみしかない。そんな気持ちで北海道へ来た。

 住んでみて、とにかく北海道の広さに驚いた。あそこにも行ってみたい、こんな景色も見に行きたい。そんなことを思っていた矢先に、たまたま通りかかったショールームで見つけて一目惚れ。小さなわくわくを叶えてくれる相棒、FIAT500と出逢った。中も外もかわいくて、好きな服を着て、サクッと気軽に出かけるのにぴったりな車。コロンとした小さめサイズもちょうどいいしっくり感。「小夜子は、最強の武器を手に入れた。」そんな感じの心強さだった。

 季節が巡るごとにどんどん北海道が好きになる。あったかくなって一気に緑や花が増えたと思ったら、夏なのに凍えるほど夜は寒かったりするのも楽しい。札幌から15分走れば、見渡す限りの原っぱに遭遇したりすることもできる。よーいドン!っていうくらい一気に夏が来て、果実もたわわに実って、あちこちでイベントもあって、週末が何回あっても足りない。目まぐるしく通り過ぎていく季節にちょっと焦りながらも、目に焼き付けながら心が踊る毎日。自分の中の好奇心をとことん刺激されて、仕事のインスピレーションまで湧いてくる。私は、これからも北海道に“小さい頃の夢”を見続けさせてもらえる気がしている。

最近気になる由仁・千歳方面へ。

 「バースデープランナー」という肩書きで、普段は装飾やディスプレイの仕事をしているから、大きい荷物を運ぶときもFIATはパートナーとして大活躍。最近、仕事も忙しくなってきたからなかなか遠出ができない週末も多いけれど、そんなときは日帰りでも楽しめる札幌近郊へ。

 札幌からも1時間ちょっとでいける「ゆにガーデン」は、エントランスからガーデンに抜けたときに一望できる景色の美しさに思わず立ち止まってしまうはず。鳥のさえずりや花の香りに囲まれながらフカフカの芝生でピクニック。こんなこともあろうかと、いつもFIATには、大きめのピクニックシートやくつろげるクッションまで用意している。ガーデンの中の花は、まるで開花リレー。初夏はリナリアで一面紫やピンクで染まるし、秋になったら50万本のコスモスが一斉に咲く。教えたいような教えたくないような、去年見つけた大好きなスポット。

 そこからのどかな農道を走って、いつものコースで千歳に抜ける。千歳に行ったら必ず立ち寄るのが「ジェラテリア ミルティーロ」。オーガニックブルーベリーの農家さんがやっているジェラテリアだから、目の前には広大なブルーベリー畑。毎回食べるミニパフェの上にのってくるブルーベリーが、7月下旬には「採れたての新もの」になるらしい。畑を眺めながら食べるジェラートなんて、この上ない贅沢。季節ごとの新作フレーバーも“出るたびに食べにいく”くらいの気持ちでいる。

 近くにあるおしゃれな外観が目をひく「イル・ドーノ」は、家具と贈り物、自然なワインのお店。何でもない日だけど、ここにいくと誰かに贈り物をしたくなる場所。一つひとつの商品が愛おしく思えてくるほど、店員さんがていねいに説明をしてくれるからうれしくなる。「本物を追求しながら、長く使うことで味わい深くなる無垢なもの」にまっさらな気持ちで触れることで、自分の仕事や感性とも向き合えている。

my favorite things

 この車に出会ったとき、「微笑みかけてくれているのかな?」と思うような、愛らしいフロントフェイスに一目惚れ。大きい車に乗るのは抵抗があったけれど、コンパクトでかわいいフォルムも運転しやすくてちょうどいい。色鮮やかなボディカラーも、私の服装やアイテムと似合うかな?とか考えながらファッション感覚で選べる。小柄なFIAT500は狭い道も、Uターンだってスイスイいけちゃうから、街中を運転することも楽しくなった。

 車室内を見ると、さすがイタリアの車!といった印象。ファッショナブルなインテリアは細部まで拘っている。インテリアのカラーも選ぶことができるので、自分好みに仕上げていけるところも好き。チェックのシートは、カジュアルなのに上品で上質なところが、友達からも一番褒められるポイント。アイボリーのハンドル、ボディと同色のインストルメントパネルもお気に入り。

 ドライブの時にうれしいApple CarPlay及びAndroid Autoの機能。自分のスマホをケーブルでつなぐだけで「Uconnect」の液晶画面にスマホの画面を表示できるところが画期的。SiriでMAPの行き先を伝えたり、Musicライブラリを呼び出してプレイさせることもできちゃう。カーナビって情報が古くなると使いづらくなったりするけれど、これなら心配ない。

  • [取材協力]

    [取材協力 1] ゆにガーデン
    住所 / 北海道夕張郡由仁町伏見134-2 電話 / 0123-82-2001
    営業時間 / 平日10:00-17:00 土日祝9:00-17:00 営業期間 / 2019.4.20-10.20

    [取材協力 2] ジェラテリア ミルティーロ
    住所 / 北海道千歳市長都2 電話 / 0123-23-5323
    営業時間 / 11:00-18:00 定休日 / なし ※不定休あり

    [取材協力 3] イル・ドーノ
    住所 / 北海道千歳市みどり台北5丁目1-1 電話 / 0123-29-3511
    営業時間 / 11:00-16:00 定休日 / 火曜日・毎月最終水曜日